Debian 5.04 lenny へのインストール

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はじめに

この記事は、Debian 5.04 ("Lenny") への OTRS インストールについて説明しています。他のバージョンについても、インストール方法はほぼ同様と思われます。あなたがもしこの記事には改良の余地があると感じたなら、ぜひ編集してください!

インストール

ここでは OTRS をディレクトリ /opt にインストールします。全てのアプリケーションは手動でインストールし、パッケージマネージャは使用しません。手順は以下の通りです。

http://otrs.org/download から .tar.gz ソースファイルをダウンロードする。 root シェルを開くか、'sudo su -' を実行する。 圧縮ファイルを解凍し、/opt に移動する。

tar xf otrs-2.4.*.tar.gz
mv otrs-2.4.* /opt/otrs

次のステップでは、必要となる Perl モジュール、Web サーバ、データベースをインストールします。

aptitude install libapache2-mod-perl2 libdbd-mysql-perl libtimedate-perl libnet-dns-perl libnet-ldap-perl libio-socket-ssl-perl libpdf-api2-perl libdbd-mysql-perl libsoap-lite-perl libgd-text-perl libgd-graph-perl libapache-dbi-perl mysql-server

データベースをリモートホストで動作させたり、データベースとして PostgreSQL 等を使用することも、もちろん可能です。ここでは話を単純明快にするため、これらの設定方法については本記事では取り扱いません。

さてここで、OTRS cron ジョブやその他のプロセスが実行させるためのユーザアカウントを作成します。このユーザはウェブサーバグループに属し、ホームディレクトリが /opt/otrs である必要があります。

useradd -r -d /opt/otrs/ -c 'OTRS user' otrs
usermod -g www-data otrs

次に、OTRS 設定ファイルを準備します。ファイル /opt/otrs/Config.pm.dist を Config.pm に複写して、設定の土台となるクリーンコピーを作成します。同じ作業をファイル /opt/otrs/Kernel/Config/GenericAgent.pm.dist に対しても行います:

cd /opt/otrs/Kernel
cp Config.pm.dist Config.pm
cp Config/GenericAgent.pm.dist Config/GenericAgent.pm

次にパーミッションを設定し、Web サーバユーザと OTRS ユーザの両方がディレクトリへのアクセス権を有するようにする必要があります。この作業は OTRS に同梱されているスクリプトを使用して行うことができます:

cd /opt/otrs
bin/otrs.SetPermissions.pl --otrs-user=otrs --otrs-group=otrs --web-user=www-data --web-group=www-data /opt/otrs

Web サーバの設定

OTRS にはApache 用の初期設定ファイルが同梱されています。このファイルを Apache 設定ディレクトリに追加し、サーバを再起動して設定を有効にします:

cp /opt/otrs/scripts/apache2-httpd.include.conf /etc/apache2/conf.d/otrs.conf
/etc/init.d/apache2 restart

Web インストーラ

Web ブラウザから http://127.0.0.1/otrs/installer.pl を表示します。ここで OTRS で使用するデータベースを作成し(この時に先に設定した MySQL root パスワードが必要になります)、またその他の基本的な設定を行います。この作業を完了すると、OTRS に初期アカウント root@localhost、パスワード root でログインできるようになります。

これでデータベースが作成されました。次にファイル /opt/otrs/scripts/apache2-perl-startup.pl を編集します。この編集は Apache::DBI を設定するために行います。Apache::DBI はデータベース接続の事前確立を行うモジュールで、OTRS を使用する上で必須ではありませんが、性能上有利になります。であるので、これは設定することを推奨します。さらに言えば、この設定は本当に簡単です。ぜひ設定しましょう。

単に、Apache::DBI に対するナンバー記号 (#) を削除して、Web インストーラで OTRS データベースに対して設定したパスワードを記述するだけです。もしパスワードがなんだったか忘れてしまった場合は、ファイル /opt/otrs/Kernel/Config.pm から $Self->{'DatabasePw'} の値を探しましょう。

use Apache::DBI ();
Apache::DBI->connect_on_init('DBI:mysql:otrs', 'otrs', 'my-secret-pass');
use DBI ();

OTRS cron ジョブ

OTRSは、チケットのエスカレーション、アラートメールの送信、POP/IMAP メールボックスからのメールの取得、等々、定時・間隔処理のために、いくつかの cron ジョブを使用します。そこでこれらの cron ジョブを OTRS ユーザとして実行できるように設定する必要があります。

cd /opt/otrs/var/cron
for foo in *.dist; do cp $foo `basename $foo .dist`; done # copies all files with .dist extension to regular name

次に、これらの cron ジョブを OTRS ユーザの crontab に追加します:

cd /opt/otrs
bin/Cron.sh start otrs

これで cron ジョブがスケジュールされ、設定した間隔で実行されるようになりました。

OTRS ユーザの cron エントリが正しく設定されているかどうか確認するには、コマンド crontab -l -u otrs を実行してください。

以上で http://ホスト名.何とか.com/otrs/index.pl から、初期アカウント root@localhost、パスワード root でログインできます。さあこれで OTRS にログインし、ユーザを作成し、E メールの受信と送信を設定し、等々ができるようになりました。それでは... ((使おう))!

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